Cruyffは早くからこの天才PEPの才能を見抜いてBarca-Bから抜擢、件の1992年のCopa de Europe優勝時には若干21歳で既にバルサの主役だった。Cruyffがベンチを去った後もRobson~Van Gaal時代までPEPはピッチの指揮者であり続けた。
私の勝手な記憶と印象では、クーマンが引退しPEPが4番をつけた辺りから、彼自身のカリスマ性がピークを迎え、振り返ると、これと同期して、今のバルサスタイルの基礎が出来始めていたのだと思う。
ピッチ内外でCruyffに“イズム”を徹底的にたたきこまれ、生来のサッカーおたく癖であらゆるフットボール本を読みあさり、知性派、理論派として、従来のフットボール選手とは一味違う独特のカリスマオーラを放っている、という記事を当時の
La VanGuardiaか特集されていたのが、今でも強く印象に残っている。