9月初からの日本~欧州出張の長旅からようやくシンガポールに帰国、少し落ち着いたのでまたひとり言を。 9月4日に銀座でかねてからの念願であった、BARでPBJの集まりを開催した。 BARでバルサを語る!これが本来のPENYAの役割。(ひとり言、第八回『PENYAの本分』をご参照いただきたい) PENYAの由来はもう皆さんご承知の事と思うので、書きませんが、簡単に言うとそれは『場』。 仲間と一緒に観戦する場、そして語る場。これがPENYA。銀座Bar Esportiuでついに実現したのだ。
今回は北は北海道から、南は静岡(まだ、日本の半分だなっ!)まで我こそはクレという強者が揃った。 特にテーマも無いし、皆でまとまって討論するわけでもし、当然ながら結論も無し。 ただ、全ての会話がバルサまたはフットボールに関する事で、それぞれが好き勝手な話をするだけの二時間。 でも、これ楽しかったな~。これが欲しかった。これが日本には無いのよ。 少しだけ大上段に構えて話しを横道に。。。この好き勝手に語る文化が出来ないと、日本は本当のフットボール国にはならない。 残念ながら野球にはある。全国各地の居酒屋ではプロ野球だけでなく高校野球に至るまで、老若男女が好き勝手な事を言う。フットボールはまだまだだ。 こういう場所で、素人がこの手の身勝手な会話を重ねていくことで、舌の肥えた素人が増殖されてゆく。 しいてはフットボールの目利きが増え、これが良い意味でのプレッシャ(選手たちには)になり、日本のフットボール力の底上げになる。
カンプノウでクレ(観客)達が静かに試合を観入るところ、拍手をするところ、白ハンカチを振るところ。。。 これが日本人でも同じタイミングで出来る様になる日がやってくる。 いつも感じるのだが、横浜など日本に欧州クラブがやってきて、スターがちょっと技を見せると観客が一斉に『ウオー』と言ったりする。 そこじゃないだろっ、と言うところで。 この『ウオー』はプレーしている選手にも当然聞こえていて、『あっ、日本はこの程度でウオーなのね』となる。経験者ならわかると思うが、若干恥ずかしさを感じる。観る方も早く成熟しないといけない。 さて、話を戻す。今回の『場』になったBar Esportuiさんはオーナー夫妻も正真正銘のクレカップル。 厨房の奥様に至ってはMes”SI”, Cristia”NO”と胸にどんと書いてあるT-Shirtsを着て素晴らしい。 (あれ、売れるよ、お店で!) 商売的には本来は、『色』は問わないで、スペイン好きな人是非お越しくださ~い。 とならなければいけないのでしょ?と私が言っても、いえいえ、オーナーは潔い。 『うちはいいんです』と。 もう完全にBLANCOお断り状態になってるので、日本にいる『スペイン料理食べたい人市場』の半分を 放棄している!(笑)でもその分クレが行けばいいんです。 残念ながら日本には生観戦が出来にくい時差があるのだが、録画観戦も含めこの『場』を続けて行きたい。 PBJメンバーもそうでない方も。是非次の集まりにはご参加ください。 ちなみにINIESTAのVINOもある。