ひとり言の『第三回』で話したクラシコの回での『白シャツ』ショッカー論の反響がとても大きく、多くのCULE達から共感をいただいた。 今週はクラシコWEEKでもあるので、我が家のクラシコにまつわるエピソードを紹介する。ただ、この話はCULEにはつらく悲しい話なのである。
当時白シャツがショッカーだと思っていたピュアな我が家の次女も今や18歳のJK(女子高生)。 丁度、彼女が小学校三年生までは父親の計画的CULE洗脳教育により、スクスクと純正バルセロニスタに育っていた。しかし、『いた』(過去形)なのである。。。 そして、ある日、突然、我が家に悪夢の時がやってくる。時は2009年。当時我々家族はロンドンに住んでおり、プレミアのFULHAM-MAN-Uのマッチを CRAVEN-COTTAGEで観戦した。生ルーニー、リオ、ギグス、クリロナなどのプレーをひとしきり楽しんだ試合後、フットボールミーハーな 我が家の女子達(妻、長女、次女)はMAN-Uの出待ちで、当時はまだぴちぴちのクリロナ、ルーニー、そして渋いギグスを撮るぞ~と待ち構えていた。 すると、MAN-Uのスタッフがガードのロープ越しに何人かの子供(5人位だったと思います)の手を取り中に招き入れた。 ファンサービスの一環でAWAYであっても人気のMAN-Uはさすが、きちんとこういう事をやるのか。他人事の様に関心していたら、何とうちの次女も その中にいるではないかっ!そしてスター選手たちがそれぞれに、子供を一名ひっぱりサインと記念撮影をし始める。な、な、なんとうちの次女がクリロナに 手を引っ張られて行くではないか。まさかの2ショット撮影!そして、クリロナが娘に優しく語りかける。。。『What’s your name?』。 時が止まるとはこういう時の事を言うのだろう、その一部始終ががスローモーションのようだった。 そしてその運命の瞬間が終わり、娘が自分の名前の入ったサイン用紙をもらって(いや、抱えて)帰ってきた。。。 娘のほっぺは真っ赤、人のほっぺとは、かくも真っ赤になるのか?というほどの赤だった。 そもそもCULEとして言うのもしゃくなのだがクリロナはやはりイケメンなわけで、それを、しかも『生』で見ちゃった娘の目は完全に行っちゃってました。 いわゆる小学3年生にして『初恋?』『一目ぼれ?』、しかもその相手がクリロナ! オヤジとしては複雑な心境ながら、『まっMAN-Uだし、いいかっ』と思ってた。 しかし、そのシーズンオフに電撃的なニュース! 『クリロナ、メレンゲに移籍~!』忘れもしない『2009年夏』。
この年から我が家では今も続く『家庭内クラシコ』が始まった。お恥ずかしい話だが、娘の部屋にはクリロナのポスターが貼ってある。。。 クリロナのポスター!!! クレの皆さん本当に申し訳ない。ペーニャ会長の自宅内に。。。もう完全にクレ教育の失敗です。 Figoに匹敵する娘の裏切り行為以来、我が家では毎年のクラシコWEEKは一触即発の緊迫した状態なのです。 もう娘には期待できない、そう思い、代りと言ってはなんだが、3年前から我が家ではトイプードルを飼い始めた。 小ぶりだが、忠誠心高く、運動量豊富で周りが良く見える。その名もXAVI。この息子はいいやつだ。 時々、私のFBに登場する、ナイスな息子。自称FCB公認犬。こいつは裏切らないはずだ。ただ、色の白いプードルなんだよね~。